為替介入を学ぼう!

為替介入とは、外国為替平衝操作のことで、通貨当局が為替市場に介入し、為替市場の動向に影響を与えることを目的として、外国為替市場で通貨の売買を行うことをいいます。
為替介入の決断を誰の権限で行うのかというと、日本では財務大臣の指示で実施されます。財務大臣の代理人として日本銀行が為替介入の実務を行います。(財務大臣の指示に基づいて)

為替介入には種類があります。

◎口先介入・・・実際には介入しません。口頭により為替市場をけん制します。為替相場        の沈静化を狙うための介入です。

◎覆面介入・・・市場に告げずに介入します。また介入しました、ということや内容もい        いません。言ってしまうと本来の狙いである介入の効果が期待できなく        なってしまうと判断されたときに実行されます。

◎協調介入・・・為替相場の影響を受け得る複数の国が協調して介入を行うことをいいま        す。2カ国以上の国で介入が行われるとその効果はとても大きなものに        なります。

◎単独介入・・・政府や日銀が、東京市場において自ら市場に参加し、介入を行ないます        。
◎委託介入・・・為替市場は24時間動いています。時間帯によって為替取引の中心が移り        ます。移った時間帯に介入の必要性が出た場合、他の通貨当局に介入の        実施を委託することをいいます。

為替レートの変動が急激なものになると、日本経済や企業の経営に悪影響を及ぼしかねません。為替相場が乱高下しないようにと、あらゆる介入を行い相場変動を小さいものに抑えようと試みるのです。

為替介入とは?

為替レートについてはご存じだと思います。
為替レートというのは通貨の交換比率のことなのですが、たとえば今1ドルが100円だったとすると、1ドルは100円で交換することが出来ます。
為替レートは経済や、日々の暮らしに大きな影響を与えます。

円高になると海外の製品が安く買えたりしますが、日本からの輸出品が値上がることにより日本製品の国際競争力が低下したりします。
逆に円安になると、国内の物価を引き上げる効果があったり輸出が好調になるのですが、その分国外の製品が高くなりますし、海外への投資が流出することにもなります。

このように為替レートというのは現在の生活に大きな影響をあたえるのですが、急激なレート変動というのは企業だけでなく、日本の経済に悪影響を及ぼす場合があるのです。
そうしたことによる経済的な打撃を受けないように、為替介入というものがあります。

これは為替相場を安定させるために、ドル買いに介入したりドル売りに介入したりすることです。これは日本政府が行っているものになります。

たまにニュースで日銀が介入といった話を聞くこともあると思います。
日本銀行というのは財務大臣の指示に基づいて為替の介入を行います。

日本の産業は多くの輸出でお金を稼ぐようになっています。円安になることで、輸出業業者も儲かり日本の景気が良くなるのですが、円高になっては儲からなくなってしまいます。そうならないためにも、政府が円を売ってドルを買ってといったように意図的に操作しているのです。